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恥じらい、落としましたよ

銀新♀
『お嬢さんお嬢さん、警戒心がお留守ですよ』のお二人
続いてません。











※        ※

 長谷川さんから市民プールの監視員という仕事が舞い込んできた時は、俺の脳内はプリプリデガプリ娘で埋め尽くされた。
 今年は例外にない猛暑が続き、とても暑かったからだ。

 クーラーがない万事屋では、俺や神楽の服装なんてとても外には出られない格好である。
 いつもは小うるさく注意してくる新でさえ、普段は綺麗に整えている長い袴の裾をこれでもかっというくらいに捲りあげ少しでも身体にたまる熱気を逃がそうとしている。
 トタトタと万事屋の中を忙しそうに歩き回り、洗濯や掃除にいそしむ姿はいつもと変わらないが、いかんせん今の格好はとても目にヤラシイ・・・じゃねーよ、毒であった。
 日焼けしていない真っ白な生足は丁度良い肉付き加減で、スラリと伸びた健康的でたいへん俺好みで結構で宜しいっ・・・・じゃねーよ。いい加減にしろ俺。ほら見ろ、神楽が白い目で俺を見てんぞ。

 まあ兎にも角にも、今年の夏は一度もプールに行けてなかったなって話だ。


 そんなわけでなんやかんやでプールの監視員という名のデガプリ娘を監視する大名義を手にして俺であったが、市民プールにいる客は生意気なガキ共とそれ以上に厄介な面子共だった。
 ここまで語ればもう分かるだろ。

 俺たちがまともに監視員ができるはずもない。

 新と神楽でさえ遊び惚けている。
 まああいつらはいいか、どこにも連れてってやれてなかったしな。
 てか、ねえ・・・新ちゃん。なにその格好?
「水着ですが何か?」
 いやいやいやいや。
 おまえそりゃ、ダメだろ。何がダメって、ダメすぎだろう。
「何がダメなんですか!別に普通の水着じゃないですか!」
 いやいやいやいやいやいや。
 だっておまえ・・・その・・・・・あの・・・・・・・・・
「ねえ神楽ちゃん、私そんなにおかしな格好してるかな?」
「別におかしくないネ、家から持って来た水着じゃ小さすぎてぱっつあんのまた少しでかくなったおっぱい仕舞いきれないもんだから安くてエロイのしかなかったレンタル水着を着てるだけヨ。何もおかしくないネ」
 うん、解説ありがとう神楽ちゃん。
 さて、新・・・。
「はい、銀さん」
 とりあえず、お前はけしからんメガネだ。
 うら若いメガネがなんてはしたない格好してるんだ。
 ちょっと従業員控え室に来なさい。神楽はそのままここで遊んでろよ。絶対に誰も近寄らせるなよ。
「けしからんのはアンタのほうだろ。うら若いメガネってなんですか」
 いいから来なさい。ほら・・・・ぶへらっ!!!
 
「新ちゃん神楽ちゃん、そんな野蛮な監視員なんてほっといてこちらに来て皆と遊びましょう」

 はーい!・・・・・・ってお前ら、ほんとに行っちゃうのね。
 ああっおい新!お前は上に何か羽織りなさい!ナンパされたらどーすんだこら!!

「ナンパって、今残ってんの俺らだけだよ銀さん。ていうか、銀さんってさぁー・・・」   
  
 なんだよ。

「・・・いや、やっぱなんでもねー」

 








※        ※
>>Dear you  お題
案外無自覚だといい


※どうでもいい話
本誌の女の子達が可愛くってつい・・・・・今更ですが本誌ネタバレもちょっと含まれてます。がにょた新だからセーフか?
忘れてたけど新は安産型の巨乳ちゃんでs
こう・・・桃とか中華まんとかそんな感じのふっくらとしたやわらかな乳であればよしっおちりも元気なお子さん産んで旦那と娘を喜ばして欲しいのであえての安産型だとよしってかなんだこれ

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